ごあいさつ

「からだによくって、おいしくって」

そんな商品を、いつでも摂れる環境を作りたいと思いました。

 

健康食品業界の経験を通じて、セルフメディケーション(自分の健康を自分でケアすること)の大切さと、そのために健康食品が果たす役割が大きいことを実感しました。

生活スタイル、食生活がどんどん変化するなか、食は食として楽しんで、足りない栄養素や、もっと健康になれる成分を、効率的に、簡単に補うことができる健康食品は、確かな目を持ち、正しく使用すれば、とても有効だと思います。

実際に、多くのお客様の、心から喜んでいただいているお顔を見て、やりがいも感じていましたし、将来的な可能性の広がりも確信していました。

一方で、なにが良いのわからない、うさん臭い、信用できない、効いているのかどうかわからない、効かない、という声もたくさん聞こえてきます。

同じ業界の立場から見ても、こんな量じゃ実感できないよね、ちょっと大げさすぎない?、と思えるものが、たくさんあるのも事実です。

 

ただ、健康食品業界はエビデンス(根拠)という言葉をとても大切にします。

「この成分には、こういう効果がある」ということが科学的に根拠づけられなければ、その商品自体が成り立たないからです。

そうして、科学的にしっかり研究されて、いろんな新しい成分が見出されて、商品化されています。

では、エビデンスがあればそれでいいのでしょうか?

効果は”ちょっと”だけど、”統計的に有意”というエビデンスで商品化されているものもあります。

十分な量を摂れば効果は結構期待できるけど、コストがかかるので、まあまあ効果が出る程度の量で商品化されているものもあります。

これらも立派なエビデンスですが、でもそれって本当に使う人のためになっているか?

高いお金を払う価値があるのか?

エビデンスがあって、それで効果を実感する人もいるのですから、全く役に立っていない、ということはないと思います。

払ったお金の分、満足できるかどうかは、その人の感覚次第ですし。

 

たしかに、新しい成分で十分なエビデンスを確立するのは、膨大なコストがかかります。

さらに、新しい成分を製造するのも、コストがかかりますので、高価な健康食品が多いのも、無理もありません。

確実性のために膨大なコストがかかりすぎるのも、使う人のためになるのかどうか、と考えてしまいます。

 

でも、世の中には、新しくはないけど、その分時間をかけて研究もされていて、確実な量を補えば、多くの人が結構実感するし、将来の健康のためになることはほぼ間違いない、しかも安全、という成分もいくつかあります。

mhでは、そんな成分を、確実な量で、ちゃんと補える商品を開発して、お客様にお届けします。

その気持ちを「からだによくって」という言葉に込めました。「って」と、力を込めるところにこだわっています。

 

そしてもう一つ、「おいしくって」。これも「って」にこだわります。

健康食品は、手っ取り早く有効成分を取り入れたいので、そのほとんどが、錠剤やカプセル、顆粒といったお薬のようなかたちになっています。

とても便利ですし、安く作れます。

でも、おいしくありません。食品なのに。

食べやすく味をつけているものはありますが、「おいしくって」と力を込めるほどおいしいものには、なかなか出会えません。

便利なものもいいけど、ちゃんと食として楽しめるからこそ、続けられて健康になる、そんな健康素材もあります。

飲食業での経験で出会った、おいしいものを食べた時のお客様の笑顔は、やっぱり良いものでした。

 

 

なので、mhは、「からだによくって、おいしくって」。 

会社名mhのmはmind(理性)のm。hはheart(感情)のh。

両方を大切にします。

 

■代表者略歴

窪 聡宏/Kubo, Toshihiro

 

1998年 立命館大学大学院(生化学、発酵学)修了

     菊姫合資会社入社。日本酒と焼酎の製造、基礎研究、営業に従事。

2003年 ソデックス株式会社入社。機能性素材の基礎研究に従事。

2005年 森下仁丹株式会社入社。サプリメントや機能性一般食品の企画・開発、通信販売マーケティング、

     店頭販売マーケティングに従事。

2014年 有限会社くるみの木入社。店舗運営管理、総務、人事、企画・開発に従事。

2016年 奈良県の創業支援認定を受けて、mh株式会社を設立。